アガベ 環境での育ち方の違い【地植え、鉢植え、大きい鉢、小さい鉢】

アガベ

以前姫厳竜を胴切りして採れた同じサイズの子株が4株あったので、育成環境が違うとアガベの育ち方がどの様に変わってくるのかを実験してみました。
まず左から1番目の株はハウス内の地植えスペースに地植えしたもの、左から2番目は小さめの鉢に鉢植えをし地植えスペースに鉢を埋めて管理していたもの、左から3番目は小さめの鉢に鉢植えしたもの、左から4番目は大きめの鉢に鉢植えしたものです。成長の差が顕著に出ているのが分かるでしょうか?もう少し寄って確認をしてみましょう♪

まずは地植えした株ですが、株のサイズも大きく鋸歯も強い感じですが、何と言っても一番の違いは葉幅の広さです。
良くチタノタ系は地植えをすると大味になってしまうので注意が必要などと聞きますが、屋外の地植えの場合なんでしょうかね?私の場合はハウス内なので雨晒しとそうでない違いはありますが、実験の結果地植えが一番カッコ良く成長していると思います。

次に小さい鉢に鉢植えをしたものを鉢の半分ぐらいを地植えスペースに埋めたまま管理をしていた株です。こちらの株も直接の地植えには敵いませんが、やはり普通の鉢管理の株と比べると明らかに葉幅が広く作れています。

次は小さめの鉢に鉢植えして管理していた株です。明らかに株のサイズも小さく葉幅は細く地植えと比べるとイマイチな感じです。

次に成長を促すように大きめの鉢に植えながら鉢増しをしている株です。株のサイズ的には地植えの株と同じぐらいに成長してはいますが、やはり葉幅が細いです。

って感じでしたが、私が使用しているアガベの用土は基本的には赤玉土,鹿沼土,日向土(軽石),くん炭ですが、チタノタ系とそれ以外で比率を変えていて、チタノタ系は基本的に水捌けをより良くするために軽石の比率を多くしています。これは水捌けを良くして締めて育てるためと、排水性を良くして鋸歯を強くしようとしているためですが、実験の結果を見ると効果はイマイチな感じがしますね(泣)
地植えまたは鉢植えを地面に埋めた場合と通常の鉢植えの環境の差を考えてみると、地植えチームは鉢植えに比べて圧倒的に水持ちが良い事だと思いますが、これが葉幅をより広くするポイントなんでしょうかねぇ?

なんか今までチタノタは日向土多めの水捌けが良い土!!って感じでやって来ましたが、実験の結果を見るともうチョット水持ちが良い土でやった方がいい気がして来ました。まぁ締めて育てたり鋸歯を強くしたりってところも考えると、子株から親株になる間は水持ちが良い土で一気に大きくすると共に葉幅を作っておいて、親株になったら水捌けが良い土に変えて締めつつ鋸歯を強くする!!こんな感じがベストなのでは?と思います。
排水性が良い土だけど完全には水が切れないような良いとこ取りの用土配合ってないっすかねぇ〜?ゼオライトでも混ぜてみようかなぁ???

コメント

タイトルとURLをコピーしました